Here is a witch's heart

07th Expantion様の「なく頃に」シリーズの考察を行っています。たまにブラウザゲーム「政剣マニフェスティア」についても言及するかもしれません。

カバーストーリー検証 まとめ

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 ここまでEP7を肯定して同一人物説を使ってEP1~4を検証してみました。

結果いくつかこじつけくさいところもありましたが、各EPを完走することができました。

まあ、2,3日で考えた割には上出来かと。

 

ですが、納得いかない部分もありました。

これからそれを挙げてみたいと思います。

 

前提としてクレルが告白した通りボトルメールが「殺人計画書」だったとします。

 

・なぜ碑文をなぞるのか?

 碑文を制作したのは金蔵です。

 安田紗代の動機がなんであれ、碑文をなぞる必要がないはずです。

 まさか真里亞のように碑文をなぞることで自分の中のベアトリーチェが目覚めると考えたはずもなし。

 碑文を解けなかった人間ならともかく安田紗代は碑文を解いています。

 安田紗代にとって碑文の意味は把握しているため、魔女がどうこうなんて思考は普通の人間より入りにくいはずなのです。

 

・なぜ殺す人間と生かす人間が定まらないのか?

 最終的に爆発で全員殺すとは言え、碑文に沿って殺人を行っているので殺される人間は12人前後になります。(金蔵は除く)

 状況によって殺せる人間、殺せない人間が出てくるでしょうので、毎回同じ人間だけ殺す訳にはいきませんが、ある程度殺したい人間と生かしたい人間をチョイスすることもできるわけです。

 思い人の譲治、父母のように慕っていた源治、世話になった南条あたりは積極的に殺しにくいはず。

 唯一戦人のみは各EPで殺されずに最後まで生き残りますが、逆に戦人を残す感情があるのならば他の人間を残す選択をすることもあるんじゃないかと思うのですが。

 

動機面でどうも納得がいかないです。

また、EP1の第二の晩のように文字だけなら達成することはできるけど、実際にはその状況はできないよねと言うところもいくつか見受けられます。

やはり、EP7を全肯定し、安田紗代の動機が戦人に振られた腹いせとすること自体に誤りがあるように思います。

 

簡単に考えてみただけなので、私の考えがすべて正しいとは思いません。

現役で考察を続けている方の中にはブレイクスルーを果たし私の疑問も解決してしまえる人もいるかもしれません。

ですが、私はそこまで考察するつもりはありません。

やはり、これまでの考察のとおり、EP7を肯定してできる説は仮の答えを与えるカバーストーリーであると考えます。

 

次からは自説の検証に入ります。