Here is a witch's heart

07th Expantion様の「なく頃に」シリーズの考察を行っています。たまにブラウザゲーム「政剣マニフェスティア」についても言及するかもしれません。

カバーストーリー検証 EP1

私の説は主にEP7で描かれたことに対して懐疑的な立場を取っています。

逆にEP7,8を肯定した説を真相を隠すためのカバーストーリーとしています。

 

自説の検証の前にカバーストーリーの検証をしておきたいと思います。

EP7を肯定した時にどの程度作中の赤字を満たしつつ起きた出来事を説明できるか。

また、説明できない部分はどこか探してみたいと思います。

 

先に結論を言うと不明、不自然な点がやはり多く出ます。

 

前提条件です。

できるかできないかのみの話なので条件は有利な方にガバガバに。

 

・すべてのEPにおいて犯人は「ヤス」。

・目的は「右代宮家に関わる者たちの殺害」。殺せるだけ殺して時間がきたら自分ごと 島を爆破し最終的に皆殺しにします。

ボトルメールは「犯行計画」。

 莫大な黄金によって買収することによって自由に共犯者を作れることとします。

・特別な条件として「同一人物説」を採用したいと思います。

 「紗音」「嘉音」「ベアトリーチェ」は一つの体の中に存在する、

 ただし「ベアトリーチェ」は魔女なので人間としてカウントしません。

 

この条件とウィルの解釈でどこまで各EPを説明できるか。

スタートです。

 

〇EP1

 第一の晩 秀吉、南条は共犯。

 他者の目から紗音の死体を隠し、死を偽装する

 

 第二の晩 嘉音、源治、熊沢は共犯

 チェーンは始めからかかっておらず、密室は偽装。

 

 さて、ここで疑問があります。

 絵羽と秀吉は死ぬ際抵抗をした様子が見えません。

 絵羽はベッドの上で、秀吉にいたっては入浴中です。

 杭を眉間に突き立てるには狙いをしっかりつけて金づちなどで打ち付けないとならないでしょう。

 眉間以外に外傷無く殺し、床や壁や服に血の跡をつけずベッドと風呂に遺体を運ぶ?

殺害方法不明。

 

 第四の晩 保存されていた金蔵の死体を焼却

 

 第五の晩 共犯者の南条によって偽の検視結果を出す。

 

 第六、七、八の晩 ウィルの解釈はマスターキーを使用して入室。

 もしくは真里亞に開けさせてもいい。

 真里亞はベアトリーチェとして認識してくれる。

 実行犯は嘉音。

 

 うーん。この時点で動ける共犯者はなし。相手は年寄のメンツとは言え一人で3人殺せるものだろうか?逃げられるリスクの方が大きそうだが?

 第一の晩のように、できなかったらそこでおしまい。

今回はうまくできましたってこと?

 また、なぜ真里亞は殺されずに見逃されたかも不明。

ヤスが碑文をわざわざなぞる理由も不明。

 

 で、最後に嘉音が夏妃を撃ち殺してEP1終了。

 

ひとまずEP1は完走しました。

不明・不自然なところも多いですが。

他のEPにも通じますが、なぜヤスは碑文をなぞるのでしょう。

自分で碑文を作ったのならともかく、碑文の作者は金蔵なのに。

また、碑文をなぞることによって最後まで生かすことができる人間が4人います。

父母のようにしたう源治、熊沢をこの枠に入れてやってもいいのでは?

この二人はヤスの生い立ちを知っているだけに共犯者にもなってくれやすいでしょうし。

 

私の発想力が足りないのでしょうか。