Here is a witch's heart

07th Expantion様の「なく頃に」シリーズの考察を行っています。たまにブラウザゲーム「政剣マニフェスティア」についても言及するかもしれません。

このブログについて

当ブログは主に07th Expantion様の『なく頃に』シリーズの考察を行っています。
現在は『うみねこのなく頃に』の考察を行っています。
また、まれにDMMのブラウザゲーム『政剣マニフェスティア』にも言及します。


うみねこのなく頃に』の考察ですが、当ブログの主説は
ボトルメール創作説』と『死体行動説』となっております。
ボトルメール創作説』は各EP、つまりボトルメールは戦人のために書かれた創作物であるとしています。
また、『死体行動説』は六軒島では過去から死体が行動する現象があり、金蔵によって人に扱える技術となっているとしています。
当ブログではこの『死体行動説』の立証をメインにおいています。


また、検索エンジンなどでよく見かけるいわゆる『人格説』においても検証を行っています。
現在『人格説』はカバーストーリーとして用意されたものであり、間違ってはいないが、真実でもないと言う立場です。


これらの詳細については以下に記事をまとめたリンクを用意しましたのでそちらをご覧ください。
リンクについてはある程度記事がたまりましたら随時更新いたします。

twtterでも考察などつぶやいています。
twitter.com

 よろしければのぞいてみてください。


〇『死体行動説』について
・六軒島にて死体が行動する理由
loosedogtom.hatenablog.com

金蔵の行動原理、悪食島の悪霊の話の考察から六軒島にて死体が行動する現象を導き出しています。


・『死体行動説』の検証
loosedogtom.hatenablog.com

EP1~6に死体行動説を適用した場合の検証を行っています。




〇『人格説』の検証
・人格説の検証
loosedogtom.hatenablog.com


EP1~4に人格説を適用した場合の検証を行っています。


・人格説の抱える問題点
loosedogtom.hatenablog.com


人格説が抱える問題点についてクリティカルな部分を指摘しました。


〇政剣マニフェスティアについて
ブラウザゲーム『政剣マニフェスティア』の紹介
loosedogtom.hatenablog.com

"Dogma of the golden witch"の紹介

鳥居角助さんのうみねこ偽書
Follower of the golden witchのEpisode 2にあたる
"Dogma of the golden witch"
が公開されました。

前作の”Ruin of the golden witch”と併せてお楽しみください。

 鳥居角助さんのFollower of the golden witchは全3部作の偽書
EP8後の黄金郷での六軒島に何者かがベアトのゲーム盤を開き縁寿は再び魔女のゲームを観戦させられる…と言うあらすじ。
 3部作とは言え、それぞれ解答を含めた独立したゲームになっておりますので、完結を待たずにすぐに読み進めてOK。

 以下はネタバレありの感想・考察です。

 前作の”Ruin”の時もそうでしたが、今回の”Dogma”もうみねこを取り囲む考察界隈を上手に物語に取り込んでいます。
山羊たちの描写が考察者たちに被り、この物語はリアルに活動している考察者とかつて考察していた者たちへの叱咤激励と私は受け取っています。
 物語の序盤で山羊たちが赤や青を投げ合うシーンがありますが、私はこれがひどくうらやましく見えました。
 私もTwitterで考察を投稿し、ありがたいことにいいねなどをいただきますが、残念なことに反論などはあまりいただけない。
 私はベアトに青を投げまくっているわけですが、ささりっぱなしやぞ。誰か助けてあげてください。
 誰かあの山羊たちのように私を否定してください。あ、でもなるべく優しくおねがいします。

 終盤の獅子から逃げ出さない山羊たちの気持ちめっちゃ分かる。目の前にサンドバッグがあるなら叩くでしょ。
例えサンドバッグが反撃してくるとしても。
読みながら、うちの黒山羊も確かにあそこに一緒にいました。
考察に飢えた山羊はもっと声をあげましょ。お腹空いたって。


 ここからは物語のトリックに触れますので未読の方は回れ右。

 今回導入されたオリジナルのルール赫字(読みは『かくじ』でいいのかな?)ですが、ほめて。
くせ毛の山羊程度の考察は初見余裕でした。
あ、物語が重なっているな。だからぼやけて見えているなとすぐに思い当たりました。
元々自分が複数解説論者のおかげですけども。

 今回の赫色のルールですが、これはうみねこ本編に十分通じるものなんです。
『我らの告白』でドラノールはベアトは3つの物語を書いていると述べています。
 『我らの告白』では犯人側の視点、つまり解答側の物語が書かれていました。
これをベアトの言う修飾をしたのものが私たちが目にするべき問題側の物語となります。
 赫色ルールですが、これは解答側の物語を二つ用意することによって成立するルールです。
私たちが読んだ問題側の物語が一つ。そして用意された解答側の物語が二つ。併せて3つの物語。
 うみねこ本編とちがうところは、赫字は殺された人間がちがうなど二つの物語の見える部分に差異があり、そのため赤字がぼけて赫字になった点です。
 しかし、うみねこ本編は二つの物語の見える部分に差異がない。同じ条件で同じ人物が殺されている物語です。なのでボケずに同じ赤字を共有できている。

 で、”Dogma”の二つの物語ですが、物語が重なっていて、その一つは周知の人格説であると言うことが劇中で示されています。
しかし、もう一つの物語のトリックはなにげにスルーされてしまっています。
これが読者に残された読後のお楽しみ。

 私の場合自説の死体行動説でまずは解こうとします。
死体行動説の場合、アリバイや密室、共犯はどうにでもできるので、どうやって殺して状況を作ったかよりも、死体が行動することを立証できるかどうかの方が問題になります。
 ”Dogma”の場合、まずは4章の苦院寺庵にて『悪霊による肉体操作説』が紹介されています。
この時点でゲームマスターベアトリクスが『悪霊による肉体操作』を認識していることがわかります。
 そしてその後13章の六軒島で真里亞や譲治が悪食島の悪霊を語る中に「死体が動く」が紛れ込んでますね。
この2点からこのベアトリクスのゲーム盤において『悪食島の悪霊によって死体が動く』と言うルールが設定されている可能性を指摘することができます。
 死体が動く可能性を指摘できれば後は簡単ですね。粉の上に死体を寝ころばせたり内鍵をかけたりやりたい放題です。

 ちなみにうみねこ本編では悪食島の悪霊の物語で「死体が動く」ことは明記されていません。
 紗音がEP2で瀕死の嘉音が動くのを見て悪食島の悪霊を思い出したと言う証言から、悪食島の悪霊は死体が動く話であると推察することはできます。
 なので、メタ推理になってしまいますが、真里亞と譲治の会話に「死体が動く」が出てきたと言うことは、作者は意図的に入れていると言うことになりますね。

 いよいよ次でFollower of the golden witch第3部完結となるか。
どのような結末になるか楽しみです。

父の教え

過去に作ったオリスクよりSSとして転載します。
下ネタ多め。
譲治と紗音がイチャイチャ(?)します。
お父さんは大変というお話し。

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譲治:「えーっと……、シャツは三枚持ったし、パンツも3枚…。
 万一汚れた時のために予備のズボンを一枚……っと。
 そうだ、そう言えば友達が餞別って紙袋をくれたっけ。中身はなんだろ……」

譲治:「こ、これは!! 
 コ〇〇〇ム!!
 まったく、今回はそんな旅じゃないって言ったのに………。

 ……まあ、男の身だしなみって言うしね。
 持ってるだけなら悪いこともないしね。
 使う気は無いしね。
 うん、せっかくくれたものだからね。
 置いていくのも悪いし、バッグの底に入れておくのもいいんじゃないかなーっと。」


秀吉:「おう_! 譲治! 入るでー!」

譲治:「ちょ! ちょっと_! 父さん!
 入るなら返事をしてから入ってよ!!」

秀吉:「おぅ。すまんすまん。
 でも、見られて悪いことをしていたわけやないんやろ?」

譲治:「そうだけどさ…、親しき仲にも礼儀ありだよ。父さん。」

秀吉:「まあ、そうやな、今度から気をつけるわ。堪忍や。
 で、何をしとったんや?」

譲治:「週末からの旅行の支度だよ。」

秀吉:「おお。そうやったな……って、譲治、えらい荷物やな。
 一体何泊してくるつもりや。」

譲治:「え? 一泊のつもりだけど………。」

秀吉:「一泊の旅行になんでそない大荷物になるんや。
 旅慣れた人間の荷物っちゅうのは例外なく小さいもんやで。
 何がそのバッグの中に入っとるんや。」

譲治:「ひ、必要な物しか入れてないよ。
 着替えにシャツとパンツが3枚づつでしょ。予備のズボンにパジャマ…。」

秀吉:「あー、あかんあかん。予備なんて考えんと必要な分だけでええんや。」

譲治:「でも汚れたら…。」

秀吉:「そん時は現地調達でええがな。
 それにな、なんやねんパンツ3枚って。
 一泊ぐらいなら昨日のパンツそのまま履いたってもええやないか。」

譲治:「それはちょっと……。」

秀吉:「なんでや、どうせ見えへんとこやないか。
 ははぁん、譲治、さてはお前……、女の子とデートやな?!」

譲治:「ち_! ちちちちちちがうよ!!」

秀吉:「そない慌てたらバレバレやがな。
 かまへんかまへん。母さんにはナイショにしたるさかいにな。
 ワシは相手が誰かなんて野暮なことは聞かん。
 譲治が選んだ相手や。父さんは応援したるで。」

譲治:「父さん……、ありがとう。」

秀吉:「そうか…、譲治も色を知る歳か。
 よっしゃ! それじゃいっちょわしが、女性にモテる秘訣をお前にレクチャーしたる!!」




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紗音:「ほら譲治さま、見てください! かわいいですよ、ほらほら!」



 紗音が水槽の中に仲良く泳ぐシュモクザメのつがいを見つけ、まるで初めて水族館に来た小学生のようにはしゃぐ。

譲治:「うん、本当にかわいいね。食べ…」

紗音:「うふふ、譲治さん。食べたいだなんて言わないでくださいね。
 知ってますか? 水族館に来て美味しそうなんて言い出すのは、世界中でも日本人だけなんだそうですよ?」

譲治:「え? い、いやだなぁ。そんなこと言わないよ」

譲治:(し、しまった…、紗音に言いたいことを当てられてしまった!
 これじゃ会話が続かないよ……。
 どうしたらいいんだ!!)

秀吉:(「ええか、譲治。
 女はな、意外性や独創性に弱いんや。
 人とは違う、他人に真似でけへん所をアピールするんや」)


譲治:(そうか! 意外性と独創性だね、父さん!)


譲治:「えっと、僕が言いたかったのはね、紗音。
 『気持ちよさそうだなぁ』って言いたかったんだよ」

紗音:「え? 気持ち…?」

譲治:「そう。ほら、泳いでいる魚の中にはさ、鱗がなくってすごい肌がきめ細かくってぬるっとしてそうな奴もいるじゃない。
 あのマンタとかさ。

 そういうやつを肌に這わせたら気持ちよさそうだなぁって。
 『深夜水族館全裸餌付けショー』なんてどう?」

紗音:「え…あ、あの。
 び、病気に気をつけた方がいいかと…」

譲治:「そっか、気遣ってくれるんだ。
 紗音は優しいね。
 そうだね。風邪を引いちゃうもんね」

譲治:(ふふ、驚いてる驚いてる。
 どうだい、こんな発想、他人には真似できないでしょ。
 紗音、惚れ直してくれたかい?)


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 僕が炒め物を山盛りにした皿を持ってくると、紗音は可愛らしいケーキの載った皿を持ってきた。

 互いの痩せ我慢を笑いあいながら、僕たちは昼食を再開する。


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紗音:「譲治さんは何を取ってきたんですか?」

譲治:「えっとね……、うなぎのかば焼きでしょ、にんにくの丸焼き、すっぽんの生き血、牡蛎フライ、生レバー、とろろいも……。そしてジョッキに生タマゴ」

紗音:「い、いっぱい持ってきましたね…」

譲治:「えへへ、食べすぎかな?」

紗音:「あれ? これは何ですか? 変わった食べ物ですね」

譲治:「ああ、それは豚の宝殿だね。
 食感がおもしろいんだよ。つついてごらん」

紗音:「え? こうですか?
 ほんとだ。グニュッとして面白いですね」

譲治:「そうそう。ジョウズダヨー。ジョウズダヨー」

紗音:「くすくす。 変な譲治さん。
 ホーデンって何でしょう?
 あ、レディホーデンとか、アイスに入っているようなものですか?」

譲治:「うん、まあ、そう言うことにしておこうか」


秀吉:(「ええか、女はワイルドな男に惹かれるんや。
 カッコだけワイルドにしてもあかんで?

 食いっぷりのいい男。これや!
 なんでもうまそうに頬張る男に女はグッとくるんや」)

紗音:「ところで…、元気は出そうですけど……、ちょっと栄養偏っていませんか?
 譲治さまは、秀吉さまの血が濃いみたいですから、気をつけないとおデブさんになっちゃいます。」

譲治:「そうだね。でも、そこはサプリで補ってるから大丈夫さ」


秀吉:(「ワイルド言うてもただガサツなだけじゃあかんで。
 インテリジェンスも兼ね備えてこそや。

 例えば、栄養のバランスを考えて見るとかやな。
 ウンチクの一つもたれられれば上出来や」)

紗音:「へー、譲治さんいつもサプリメントを飲んでらっしゃるんですか。
 体に気をつかってるんですね。
 何を飲んでいるんですか?」

譲治:「うん、これはね、『亜鉛』のサプリだよ」

紗音:「亜鉛…ですか?」

譲治:「知ってるかい? 亜鉛はね別名『セックスミネラル』と言ってね、男性の精力維持に欠かせないミネラルなんだよ」

紗音:「へ、へー…。た、頼もしい…です…ね?」


譲治:(よしっ! ワイルド、インテリジェンス。パーフェクトだよ、父さん)



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 ふぅ……、今日は楽しかったな。
二人の出会いは水族館、初デートも水族館、こうやって思い出が増えていくんだね。きっと。
呼び方も紗音から紗代に一歩前進したし………。

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それに、あの浜辺で………

ふ、ふ、ふ………

ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ


さて、今日はもう寝ようかな。
今日という日はなごり惜しいけど、家に帰るまでがデートだもんね。
まだ、明日もあるさ。
お休み、紗代………。


秀吉:(「譲治。今までお前に色々教えてきたけどな。
 最後に一番大事な事を教えたる。
 今まで教えてきたことは結局は小細工や。
 最終的にはな、『自分の気持ちをストレートに伝える』。
 これが一番大事なんや。
 わざわざ回りくどいこと言うたらあかん。
 自分の気持ちを一言でバシッと相手に伝えればええ。
 ええか、譲治。自分に素直にならんとあかんで……」)


譲治: そうだ! 僕は肝心なことを忘れていた!
 一番大事な事を紗代に伝えていないじゃないか!
 自分に素直に…、相手に気持ちを…。
 僕はまだ紗代に自分の気持ちを伝えていない!
 ありがとう、父さん。僕…行ってくるよ!!



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紗音:「はい…ちょっと待ってくださいね。

 ……あら? 譲治さん、どうなさったんですか?」

譲治:「やあ、紗代。まだ起きていたかい?」

紗音:「ええ、譲治さんの事を考えていたら、なんだか眠れなくて。

 や、やだ、なんだか恥ずかしいです」

譲治:「あはは、恥ずかしがらなくていいよ。
 それは僕もなんだからね」

紗音:「え?! 譲治さんも…ですか?」

譲治:「うん、そうなんだ。
 今日は紗代といっぱいお喋りをしたけれど……、まだ伝えていない事があったんだ」

紗音:「な…なんでしょう」

譲治:「紗代、聴いてくれるかい? 僕の素直な気持ちなんだ」

紗音:「は、はい! お聞かせください!」

譲治:「紗代………

や! ら! な! い! か! !! 」


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秀吉:「で………、あかんかったのかいな」

譲治:「うん……、せっかく父さんが教えてくれたとおりにやったのに………。
 何が…何が悪かったんだろう………」

秀吉:「まあ……、あまり気を落とすな_。譲治。
 そうやって女に磨かれながら男をあげていくもんや。

 わしかて始めからうまくいった訳やない。
 それはそれは多くの女性に振られながら、ようやっと母さんと結ばれたんや。

 まだ、完全に振られた訳やないんやろ?
 これからや、ガンバレ! ガンバレ!」

譲治:「ねえ…父さん。
 父さんの教えって…ひょっとしたら成功例は母さんだけなんじゃないのかい………」

秀吉:「そう言うなや………」

(了)
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父の教えなんて聞いた時には子供は大して意識していないものです。
がんばれ、秀吉。

当時好きだったAAをオリスクに取り込んでますね。
今見るとなつかしい。

元動画はこちら。
www.nicovideo.jp

Devil's proof(Eng)

"Schrodinger's Cat" and "Devil's Proof"
Do not abuse.
Writing time is at the time of EP3 release.

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Bat"Take that! A repeat demand!"

Ber"Oh……What?"

Bat"So repeat demand! Are you ready?"

Ber"Your tension is high suddenly."
But Do you mistook who to ask it?"

Bat"No! You are surely my rival now.
Repeat this sentence in red turth!
Take that!

"Battler Ushiromiya have One dozen younger sisters!!"

Try to say if you can say!"

Ber"………What are you telling. I can say never."

Bat"Fu……Can you not say?
That is to say refusal! You refuse this red truth saying!!"

Ber"Before refusing it…That thing……"

Bat"Oooops. Don't say after that.
You refuse this red truth.
Refuseing red truth is not denial,isn't it?
By your having refused that,now the time!
The thing that "Battler Ushiromiya have One dozen younger sisters!!" is not only right but also mistake.
It is uncertain state……. In other words It is state of "Cat of Schrodinger"!!
No diggity,isn't it. Ronomee!

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Goa"Mee-("Cat of Schrodinger"is valid.)"

Ber"What are you doing? Goat."

Goa"Mee-(I heard that something might be good….)"

Ber"So you are accompanied him. Well done.I appreciate your efforts."

Bat"Hey! I talk do not finished!
You see? "Cat of Schrodinger" is settled by observing it.
But "Battler Ushiromiya have one dozen younger sisters!!" can observe never.
Possibility is left by all means……….

 This is "devil's proof"!"

Goa"Mee-("Devil's proof" is valid.)"


Ber"Yes,yes.That's right. This world is very hard.
When you do not chase even an unfinished dream,It is a hot thing to you live.
In that way you are fun and should play with younger sisters in brain which there is somewhere."

Bat"Fu……,Younger sisters in brain?
What would you do to the possibility of the younger sister in the brain if I say that it can does it practically?"

Ber"Such a thing can not by magic………Possibly?!"

Bat"Okay, possibly. It should be made you called "the miraculous witch"!
If there is even a few possibility, you should be able to grant it theoretically.
The possibility of One dozen younger sisters was just suggested here!
Then you should be able to realize it."

Ber"It is not a mistake……Is it a theoretical problem to the last? The impossible thing is impossible."

Bat"Nooo! Nooo!! I want one dozen younger sisters!! Nooo!!!
I want you to hear a request……Rikaemon…."

Ber"Who is Rikaemon. You are a gloomy man.
So I break "devil's proof" and lose possibility."

Bat"What?!"

Ber"You do not treat the devil and a younger sister equally.
OK, come here………."

Rudolf appearance.


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Ber"Say to this fool "You do not have the younger sister" as a parent"

Rud"Yes,of cause. My childre are only Battler and Ange………”

Bat"Nozomi……"

Rud"Un?"

Bat"Haruka…Sachiko…Do you remember that you here this name?
Kanae…Minamo…Marisa…Miku…Kotoha…….Did you not make love with these girls?"

Rud"Bad! I leave here!"


Rudolf left.


Ber"Ah! Deny it properly!"


Bat"It's useless, it's all useless.
Did you think that I could not expect a way of called father?"
When his children is only Ange and me, that goddamn father can say never."

Goa"Mee-("Devil's proof" is still valid.)"

Bat"OK, do you not resign yet?
You give it up, and bring my 12 angels."

Ber"Huh…O.K. Sure.
The important thing is do you want a younger sister?
Though it is slightly earlier than a plan. Wait a little time."


Berun left.


Bat"Oh! Dreams comes true if I say!"

Goa"Mee-(It was very forcible moving.)"

Bat"It is just right in ”chess of witch".
The person who speaks up wins. Ihihihi!"

Goa"Mee-(It is a remark not to be afraid of witch.)"


Berun appearance.


Ber"I came back. Here you are. You want to meet this girl."

Ang"Battler… bro…….


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Bat"Who is the girl?"

Ber"She is Ange. Ange Ushiromiya.
I brought her from after 12years for your support."

Bat"Ange……、Is that so?!
Ange grew big…,Various places."

Ang"No……. I had something to say for brother…….
No word I say at the crucial moment……."

Goa"Mee-(It is a good story….)"

Bat"By the way!"

Ber"What is thing still?"

Bat""What is thing still?"" do not!
My order is "one dozen younger sisters"!
Where is remaining 11 people.?"

Ang"Ba…Battler brother?!"

Ber"I don't know.Be patient with this sister."

Bat"Nooo! Nooo!! I want one dozen younger sisters!! Nooo!!!
I want you to hear a request……Rikaemon…."

Ber"Stop it."

Bat"My Inge,Unge,Onge,Bange,Cange and Dange……….

I want to do grand march out of the city with 12 sisters!!

remainder of 11! remainder of 11! remainder of 11!!"

Ber"He is "Uze-ze"….Everyone say "Uze-ze" rather than jessica.
……I see. I will search at Kakera in a general way.
Take the responsibility by yourself even if it turns out any.
Let's go Ange."

Ang"Bro……."


Bern and Ange left.


Bat"They gone?"

Goa"Mee-(They gone.)"

Bat"Dreams comes true if I say!
Life to be surrounded by 12 sisters! It is the best!!"


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Goa"Mee-(Please don't forget a promise with me.)"

Bat"Ok! It is right of "called "Oniichan" from a sister of the preference". All right!!"

Goa"Mee-(It is a pleasure for me. The excellent sister of the mustache is good.)"

Bat"There is a point for Goat."

Ber"I came back."

Bat"Oh,you are early.You gave it up and would not come back."

Ber"Do not say stupidity.
Even as for how the stupid possibility, I never say, "I can not" , the name of "the miraculous witch" is disgraced."

Bat"That's great."
Where are my sweet honey?"

Ber"OK.Come on here."


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"""Oniicha---n""" (×12)

Bat"Gya…Gyaaaaaaaaa!!!!"

"Oniichan"

"Oniichan"

"Oniichan"

"Oniichan"

"Oniichan"

"Oniichan"

"Oniichan"

"Oniichan"

"Oniichan"

"Oniichan"

"Oniichan"

"Anija!!"

Bat"Hi…Hiiiiiiiiiiii!!"


Goa"Mee-(Is that ok? It's more smashed than saying it's surrounded?)"

Ber"That's good. It is a self-employed job because he wanted it."

Goa"Mee-(Anyway…What kind of Kakera did Ange have 12 people?)"

Ber"Certainly…It was Kakera of "The gospel house is a clone research facility.
Ange was also studied there.(The double line that Ange does not come to Rokkenjima in 1968.)
The replicated Anges runs away from the facility because she misses his brother.""

Goa"Mee-(No way.Impossible.)"

Ber"Oh, would you give me proof that such a Kakera is impossible?"

Goa"Mee-(No, I can not do it.)"

Ber"Right? It is "devil's proof"."

(End)

悪魔の証明

昔オリスクで公開したSSの再公開です。

シュレディンガーの猫」と「悪魔の証明
悪用してはいけません。
執筆時期はEP3公開時。
なので縁寿の正体をばらしてはいけないなどの設定はありませんのであしからず。


www.nicovideo.jp

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But「いくぜ! 復唱要求!!」

Ber「え…、何?」

But「だから復唱要求だ! いいか?!」

Ber「いきなりテンション高いわね。
 でも、相手を間違えているんじゃない?」

But「いいや、あんたで間違いないぜ。
 さあ! これを赤字で言ってもらおうかぁ!
 くらえ!!

『右代宮 戦人には、妹が12人いる_!_!』

 さぁ! 言えるもんなら言ってみやがれ!!」

Ber「………何を言い出すかと思ったら。
 そんなの言える訳がないじゃない」

But「ふっ…言えないんだな?

 つまり……、拒否! この赤字をあんたは拒否するってんだな?」

Ber「拒否も何も……」

But「おおっと。その先は言いっこ無しだ。あんたは赤字を拒否した。
 赤字の拒否は決して否定ではねぇ。そうだな?
 あんたが赤字を拒否した事により、今! この瞬間! 

『右代宮 戦人には、妹が12人いる』

と、言う事象は正でもなければ誤でもねえ。あやふやな状態……そう、“シュレディンガーの猫”状態になったんだ!!

 間違いないな! ロノウメェ!!」

Goa「メ~(シュレディンガーの猫。有効です)」

Ber「何やってるの? 山羊さんまで」

Goa「メ~(いや、何か良い話があるからと…)」

Ber「で、バカにつきあっているわけね。ご苦労様」


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But「おいおい、俺の話はまだ終わってねぇぜ?
 いいか? シュレディンガーの猫は観測されることで状態が確定される。
 しかし、この場合『12人の妹がいない』と言うことは観測できねぇ。
 どうしたって可能性は残される……。

 これが…”悪魔の証明”ってやつだ!!」

Goa「メ~(悪魔の証明。有効です)」

Ber「はいはい、そうね。世知辛いこの世の中。見果てぬ夢でも追っていないと、生きていくのは辛いものね。
 そうやって世界のどこかにいる脳内妹たちと楽しく遊んでいればいいわ」

But「ふっ…、脳内妹? その脳内妹の可能性を現実にできると言ったらどうする?」

Ber「そんなことは魔法だって………、まさか?!」

But「そう、そのまさかさ。あんたなら出来るはずだぜ。『奇跡の魔女』と呼ばれたあんたならよぉ!

 あんたなら、どんなに低い可能性でも、可能性さえあれば理論上叶えることができるはず! 今ここに12人の妹の可能性が示唆された! ならば、あんたならそれを実現できるはずだ!!」

Ber「間違っていないけど…、あくまでも理論上の問題よ? 無理なものは無理だわ」

But「やだい_! やだい! 妹が12人いなくちゃやだい!

 なぁ…、頼むよ。梨花えもぉん…」

Ber「誰が梨花えもんか。うっとおしいわね。だったら、その悪魔の証明を破って可能性をつぶしてあげる」

But「何?!」

Ber「悪魔と妹を同列に語ってどうするのよ。
 さあ、おいでなさい………」

ルドルフ登場。

Ber「親としてこのバカに言ってあげなさい。
 『妹なんていない』って」

Rud「おう、そうだぜ。俺の子は戦人と縁寿だけ……」


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But「のぞみ…」

Rud「ん?」

But「ハルカ…幸子…。この名前に聞き覚えはないか?」
かなえ…みなも…マリサ…ミク…言葉……。]


Rud「やばい!離脱する!!」

留弗夫退場

Ber「あっ! ちゃんと否定しなさいよ!」

But「駄目だぜ。全然駄目だ。
 親父召喚程度の手をこの俺が読めないと思ったのか?
 あのくそ親父の子どもが俺と縁寿だけだと言い切れるものか!」

Goa「メ~(悪魔の証明。依然有効です)」

But「さあ、リザインはまだか? あきらめて俺の12人の天使ちゃんを出してくれよ」

Ber「はぁ…、わかったわ。要は妹が欲しいのね? 少し早いけど待ってなさい」


ベルン退場

But「おお! 言ってみるもんだなぁ!」

「メ~(ずいぶん強引な指し手でしたね)」

But「魔女のチェスなんてこれぐらいでちょうどいいんだよ。
 “悪魔の証明”っつったって早い話が『言ったもん勝ち』だからなぁ!

 いっひっひ!!」

Goa「メ~(なんと言う魔女を恐れぬ発言……)」


ベルン登場


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Ber「ただいま。ほら、感動のご対面よ」

Ang「戦人兄さん……」

But「こ、この子は?」

Ber「縁寿よ。右代宮 縁寿。
 あなたのサポートにと思って12年後の世界から連れて来ていたの」

But「縁寿……、そっかぁ。縁寿かぁ!
 大きくなったなぁ……。いろんなところが」

Ang「戦人兄さん……。

 やだ、色々言いたいことがあったのに……、いざとなったらなんて言っていいかわからない…」

Goa「メ~(いい話だ…)」

But「で、だ。」

Ber「何? まだ何か?」

But「何か? じゃねえよ。俺のオーダーは『12人の妹』だぜ。後11人はどうしたんだよ」

Ang「ば…戦人兄さん?!」

Ber「戦人…わがまま言わないで、この妹で我慢しなさい」


But「やだい! やだい! 妹が12人いなくちゃやだい!

 なぁ…、頼むよ。梨花えもぉん…」

Ber「それやめて」

But「俺の安寿と淫寿と運寿と恩寿と漢寿はどこだよぉ」

Ber「どこのお寺の子よ。なんだかありがたみすら感じる名前だわ」\

But「12人妹市中大行進がしてえんだよぉ!
後11人! 後11人! 後11人!!」

Ber「これは…、朱志香じゃなくてもうざいわね。
 まったく…、一応カケラを探してみるけど……。どんな事になっても責任は自分で取りなさい?
 行くわよ、縁寿」

But「行ったか?」

Goa「メ~(行きましたね)」

But「言ってみるものだな。12人の妹に囲まれる生活。いっひっひ!」


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Goa「メ~(約束、ちゃんと守ってくださいよ?」

But「おう。”好みの妹から『お兄ちゃん』と呼んでもらえる権”だろ? 任せておけよ」

Goa「メ~(楽しみだなぁ。おヒゲの立派な妹がいいなぁ)」

But「あ、山羊さん的にはそこがポイントなんだな…」



Ber「ただいま」

But「おう、早かったじゃねえか。まさか、あきらめて戻って来たんじゃねぇだろうな?」

Ber「馬鹿言わないで。いくらバカな可能性とは言え、できませんじゃ『奇跡の魔女』の名がすたるわ」

But「さっすが!!
 それで、どこにいるんだ。我が麗しのマイ スイートハニー達は?」

Ber「いいわよ。出てらっしゃい」


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  「「「戦人兄さーん_」_」_」(×12_)

But「ぎゃ…、ぎゃーーーーー!!!!」


「兄さん_」

「兄さん_」

「兄さん_」

「兄さん_」

「兄さん_」

「兄さん_」

「兄さん_」

「兄さん_」

「兄さん」「兄さん」「兄者ぁ!!」「かゆ…うま」



Goa「メ~(いいんですか? 取り囲まれていると言うよりも押しつぶされてますよ?)」

Ber「いいのよ。自分で望んだことなんだから自業自得だわ」

「メ~(それにしても……、縁寿さんを12人なんて、いったいどんなカケラを…)」

Ber「確か…『福音の家はクローン研究施設で縁寿もそこで研究対象にされていた@(58年に六軒島に来ないのはその複線)複製された縁寿達は兄恋しさに施設を脱走する』@ってカケラだったかしら」

Goa「メ~(そ…、そんなまさか。ありえない……)」

Ber「あら、だったらあなた。そんなカケラはあり得ないって証拠を出してくれるの?」

Goa「メ~(いや、それは…)」

Ber「そうでしょ。これも『悪魔の証明』よ」

(了

A scoop!! The surprising person has surprising fact !!

When Episode2 rereased, I found it when I played with stand picture.
I wrote short story to the material in it.
Do you know that there is Invisible design a certain person's stand picture.

Enjoy it!

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A scoop!! The surprising person has surprising fact !!


Lambdadelta comes up in the witch space.


lam"Yahoo~!. Is there Beato?
…………It is Strange.It is impossible that there is not Beato though I came expressly.


Goat comes up.


f:id:loosedogtom:20190406003307j:plain


goa"……………………."

lam"Oh, you came here at just timing."
Where is Beato?"

goa"……………………."

lam"whaaaaat? Beato is not here?
What's that? When I come, be properly.
I cannot be help. I waIt without permission.
Ah-,you. You do not need to mind, bring a tea break.
Without forgetting the teacake."

goa"……………………."


lam"Beato is so late!
He is not much of a companion for me."

goa"……………………."

lam"hum? …you.
Show me your face a little."


It is sudden, but sends a story in Meta-world from here.


lam"Beato does the design which was elaborate to furniture very much.
It is hard to see it a little.
Watch more your faces well!!."


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lam"Oh, yes. Be a good boy!
Hmm……You are attached eyes roughly.
Even It is hard to see.


"Meta-magic! Range specification by the color RBG 111 !!""


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???"I explain it!!
"Meta-magic! Range specification by the color RBG 111" is magic that surrounded the same color part with a frame by painting software."


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lam"…What's that?"

goa"……………………?"

lam"Don't mind it and go for it."
Hmm…Your design is not only this."


"Meta-magic! Range specification by the color RBG 322."


f:id:loosedogtom:20190406010003j:plain


lam"What is this. You Wear glasses impudently.”

goa"……………………."

lam"Do you intend of an invisible fashion?
Beato likes being troublesome."

goa"……………………!"

lam"Oh? Did someone enter?
Possibly? ! someone cannot easily invade here………."

???"Fufufu……It is not so…"

lam"Who's there?"


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rud"Glass girl,yahoooooooooooo!

hid"Beautiful woman dressed as a man,yahoooooooooooo!"

kla"Animal ear girl,yahoooooooooooo!!"

lam"Wha……what are you saying?"

rud"Fufun? I listen that new Moe-girl birth now in here.
The three Wise Men came for a blessing!"

lam"Mo……Moe? What are you saying to Goat.
Are you losing your mind?"

rud"I am sane of sane.
In the world,stake become to girl.
Goat become to girl as a matter of course."

hid"Yes,yes! Goat become girl. rather no reason she is not become."

kla"I do not just mind at all !!"

lam"Ha?! You are foooool?!
The goat looks male!"

rud"Glass "girl" is female, sure."

hid"She has a noble face.So beautiful woman dressed as a man."

kla"I do not just mind male!!"


kla"Anyway! The next new movement is Goat!
I'm positive.
It is natural to hold this before.
My eyes are perfect!!"

rud"That say by Klause bro.………."

hid"I am hasty………."

lam"You are gross men."

Three fools was extincted by lamda.

lam"It is awkward that strange fool appears.
You do not mind that the fools says"

goa"………………My turn has……come."

lam"Talked!"


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スクープ!! あの意外な人物に驚きの事実が!!

EP2ぐらいの時にたまたま立ち絵の画像をいたずらしていたら見つけたものをネタにしたものです。
ある立ち絵に見えない意匠があることをご存知でしょうか?

当時はオリスクにして動画として投稿したものをSSにしました。
当時使っていたPCだとなぜか音割れしていました。

お楽しみください。

www.nicovideo.jp

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魔女空間にラムダ登場


lam「やっほ~。ベアトいる~?
 …………変ねぇ。せっかく私が来てあげたのにベアトがいないなんてありえないわ」


山羊さん登場


goa「……………………」

lam「あら、ちょうどいいところに来たわね。
 ベアトはどうしたの?」


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goa「……………………」
lam「えぇ~?! ベアトいないの~?
 なにそれ、私が来る時ぐらいちゃんといなさいってのよ。
 しかたがないわね。勝手に待たせてもらうわ。
 ああ、あんた。気を使わなくていいからお茶を持ってきて。
 お茶菓子も忘れずにね」

goa「……………………」


lam「もう、ベアトったら遅いわねぇ。
 この子じゃ話し相手にもならないし…」

goa「……………………」

lam「ん? あら…あなた……。
 ちょっと顔を見せてごらんなさい」



 突然ですが、ここからメタ世界でお話をお送りさせていただきます。



lam「へぇ……、ベアトも家具になかなか凝った意匠をするじゃない。
 ちょっとわかりにくいわね…。
 もっと顔をよく見せなさいってば!」

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lam「そうそう。おとなしくなさい。
 ふーん……、あんた一応目がつけられてるのね。
 これでもまだわかりにくいか。

 『メタ魔法!
  色彩による範囲指定 RBG111』!」


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???「説明しよう!!
 『メタ魔法 色彩による範囲指定 RBG111』 とは、同一の色彩で描かれた部分をペイントソフトで枠どりする魔法なのだ!!」


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lam「い…今の何?」
goa「……………………?」

lam「き、気にしないで進めるわよ。
 ふーん、顔が黒いからわかりにくいけど………、ちゃんと目が空けられているのね。
 闇のように空いた目か……、そういうベアトのセンス、嫌いじゃないわ」
goa「……………………」

lam「ふ~ん……でも、どうやら意匠は目だけじゃないようね。
 もう一回!

 『メタ魔法
  色彩による範囲指定 RBG322』!」


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lam「なによ、これ。ナマイキにメガネなんかかけちゃって」

goa「……………………」

lam「見えないくせにオシャレのつもりぃ?
 まったく、ベアトもめんどくさいこと好きよねぇ」

goa「……………………!」

lam「え? 誰か入ってきた?
 まさか?! ここへはそうそう侵入できないはず………」

???「ふっふっふ………。それはどうかな………」

lam「だ…誰よ?!」





rud「眼鏡ッ娘_! イヤッホォォォォウ!!」

hid「男装の麗人_! イヤッホォォォォウ!!」

kla「獣耳ッ娘_! イヤッホォォォォウ!!」

lam「な、何よあんた達!!」


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rud「眼鏡ッ娘と聞いてやってきたぜ!」

hid「男装の麗人と聞いて飛んできたで!」

kla「ふっ…獣姦と聞いては黙っていられん」


rud「ふふん…。新たな萌えキャラが誕生したと聞いて東方より三賢者が祝福にきたぜ!」

lam「も…萌え?! 山羊相手にあんたたち何言ってるのよ。
 こんなところまで来て正気なの?」

rud「おう! 正気も正気! 杭が女の子になる世の中…。

 山羊が女の子にならねぇ道理がねぇ!!」

hid「せや、せや! むしろならないと思う方がどうかしとるで!!」

kla「私はそのままでも一向にかまわんッッッ!!!」


lam「は…はぁ?! あんたたちバカじゃないのぉ?!
 この子、どう見たってオスじゃない!!」

rud「はっ! バカはどっちだ。
 眼鏡ッ娘は娘に決まってるじゃねぇか」

hid「りりしいやろ? だからこそ男装の麗人なんや」

kla「私はオスでも一向にかまわんッッッ!!!」


kla「とにかくだ! 次の新しいムーブメントは山羊さん! これは間違いない!
 と、なればだ。これを今のうちに押さえておくのは至極当然!
 私の目に狂いは無いッ!!」

rud「兄貴がそれを言っちまうとなぁ……」

hid「なんか1エピソードぐらい早まった気になってきたで……」


lam「あんたたち、キモイ」


ラムダにより消滅する三馬鹿


lam「まったく。変なのが沸いてきてきて困るわ。
 あんたもバカの言うことを気にすることないわよ」

goa「……………………私の時代が、来る」

lam「喋った!!」


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